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桜降る代に解説を 第5講
カードに関するルール
5th Lecture

今回は、カードの関するルールについて見てゆきます。

6 桜花決闘におけるオブジェクト

6-1 オブジェクト

オブジェクトとはゲーム中における以下の事物を総称したものである。

  • カード
  • 桜花結晶
  • 攻撃

カード、桜花結晶、攻撃のことを「オブジェクト」(物体)と呼びますよ、と言っています。

攻撃に関しては、「攻撃のことをオブジェクトと言う」と言う説明では不完全なのですが、 詳しくは第7講で見ることにします。

6-2 オブジェクト: カードに関するルール

ここから、カードに定義されている情報や、カードが取りうる状態について列挙されています。 ここのルールは、どちらかというとゲームをするときではなくカードを作るときに必要となるルールが多いです。 まずこの部分について全文通してみましょう。

6-2-1 オブジェクトの持ちうる情報

カードは以下の情報を持ちうる。これらの情報はカードが裏向きである場合、 いくつかの例外を除き、いずれのプレイヤーに対しても非公開の情報である。

6-2-1-1 分類

カードの分類であり、通常札か切札のどちらかである。 他の情報と異なり、カードが裏向きであっても、この情報はいずれのプレイヤーにも公開される。

6-2-1-2 名前

オブジェクトの名前となる文字列である。名前をテキスト中で表記する場合「」で括って表記される。

6-2-1-3 カード番号

特定の規則を持つ文字列である。眼前構築で使えるカードを決定するに際して参照される。

特定の規則については明言されていませんが、 「メガミ番号-メガミの名前-カードの分類-カードの番号」という規則になっています (例: 01-Yurina-S-1)。

6-2-1-4 カードタイプ

カードの種類を表し、《攻撃》《行動》《付与》《不定》のいずれかである。 カードは必ずいずれか1つのカードタイプを持つ。

注意: カードタイプが《不定》であるカードは、カードを使用するためのルールを持たないため、使用できない。

6-2-1-5 サブタイプ

《対応》《全力》《不定》のいずれかである。 カードはいずれか1つのサブタイプを持つか、サブタイプを持たないかのどちらかである。 ただし、カードタイプが《不定》でないカードがサブタイプ《不定》を持つならば、 代わりにサブタイプを持たないものと扱う。

6-2-1-6 テキスト

オブジェクトの持ついくつかの効果が、順序づけられて並べられたものである。 複数の効果を持つ場合、テキスト枠内で上に書かれたものほど若い順序を持つ。 カードが複数の効果を持ち、かつその効果の分類が同一である場合において、 それらの効果2つ以上が解決されるならば、順序が若いものから順に解決する。

ここにあるよう、原則カードの効果は上から順に解決しますが、 複数ある効果から選んで解決するような効果(「くるるーん」など)はその限りではないです。

6-2-1-7 適正距離

カードタイプが《攻撃》であるカードが必ず持つ情報であり、 整数を要素とする集合である。カード上で単一の数により表記されている場合、 適正距離はその数のみを要素として含む集合である。 X-Yといったように表記されている場合、X以上Y以下の整数を全て含む集合である。 A,Bといったようにカンマで区切られて表記されている場合、AとBの両方の要素を含む集合である。

6-2-1-8 オーラへのダメージ

カードタイプが《攻撃》であるカードが持ちうる情報であり、 0以上の整数または「-」である。もしオーラへのダメージが0未満となる場合、代わりに0として扱う。

なお、「-」は整数ではありません。

6-2-1-9 ライフへのダメージ

カードタイプが《攻撃》であるカードが持ちうる情報であり、 0以上の整数または「-」である。もしオーラへのダメージが0未満となる場合、代わりに0として扱う。

6-2-1-10 納

カードタイプが《付与》であるカードが必ず持つ情報であり、0以上の整数である。 もし納が0未満となる場合、代わりに0となる。

6-2-1-11 消費

分類が切札であるカードが必ず持つ情報であり、0以上の整数である。 もし消費が0未満となる場合、代わりに0となる。

みんな「コスト」と言ってますが、正しくは「消費」です。

以上が(オブジェクトとしての)カードが持ちうる情報です。

6-2-2 オブジェクトの取りうる状態

次からは、オブジェクトとしてのカードがとりうる状態についてです。 なお、この記事では状態のことは「ステート」と呼ぶことがあります。

6-2-2-1 表向き/裏向き

カードは表向きであるか裏向きであるかどちらかの状態である。 表向きのカードは表を上にして、裏向きのカードは裏を上にして置く。

6-2-2-2 未使用/使用中/使用済

分類が切札であるカードは未使用、使用中、使用済のいずれかの状態を持つ。

未使用/使用中/使用済のステートを持つのは切札だけです。 勘違いをしている人が多いですが、通常札にはこのステートは存在しません。

列挙しただけでは整理できないと思うので、表形式で整理します。

カードの持ちうる情報、状態
情報 とりうる値 情報を持つカード 備考
分類 切札/通常札 裏向きでも公開
複製されない
名前
カード番号
カードタイプ 《攻撃》/《行動》/《付与》/《不定》 《不定》は使用できない
サブタイプ 《対応》/《全力》/《不定》 サブタイプ《不定》はカードタイプ《不定》のみが持つ
テキスト カードの効果 基本上から順に解決
適正距離 整数を要素とする集合 《攻撃》
オーラへのダメージ 0以上の整数または「-」 《攻撃》
ライフへのダメージ 0以上の整数または「-」 《攻撃》
0以上の整数 《付与》
消費 0以上の整数 切札
状態 とりうる値 状態を持つカード 備考
表向き/裏向き 表向き/裏向き 裏向きのカードは情報が非公開
未使用/使用中/使用済 未使用/使用中/使用済 切札

表形式でまとめることで見通しが良くなったのではないでしょうか。

とりあえず気に留めておくべきことは、 カードの効果は上から順に解決をするということです。 効果の分類が同一である場合においてと書いてありますが、 「効果の分類」とは、【常時】や【展開中】などのことを指します。 詳しくは総合ルールの「9-1-1 ルール上効果」にありますので、後で見ることになります。

次回からは桜花結晶に関するルールを見てゆきます。